100%札幌勝つかなと思ったけど予想がハズれたので振り返り
いわきFC vs 札幌!札幌はなぜ引き分けたのか
2025年5月11日、J.League 2で繰り広げられた
FCいわき vs 北海道コンサドーレ札幌(以下、札幌)の試合は、
誰もが驚く1-1の引き分けに終わりました(まじかよと思った。衝撃だった)
順位では札幌が11位、
いわきが16位と、札幌有利の予想が多かったこの一戦。
なぜ札幌は勝利を逃し、
いわきは貴重な勝ち点を掴んだのか?
試合の詳細を振り返りつつ、その理由をメモとして深掘り。
試合の舞台:順位差の戦い
試合前のデータによると、
札幌は11位、
いわきは16位。
ランキングを見ても札幌が優勢と(100%)とみていた。
(まぁ、サッカーは順位だけで決まるものではない。)
逆にいわきがホームのJヴィレッジスタジアムでどんな戦いを見せるのか、
期待が高まる中、キックオフを迎えた。
試合の流れ:先制と追いつかれた瞬間
時間 | 出来事 | チーム | 詳細 |
---|---|---|---|
34分 | ゴール | 札幌 | R. Ieizumiが先制点 |
42分 | イエローカード | 札幌 | K. Tanaka |
74分 | ゴール(ペナルティーキック) | FCいわき | N. Kumataが同点 |
ハーフタイム | 追加時間 | – | 3分 |
フルタイム | 追加時間 | – | 5分 |
前半:札幌がリード
試合は札幌が主導権を握る形でスタート。
前半34分
家泉選手(DF:背番号15番)がゴールを決め、
札幌が1-0とリードを奪います。
このゴールで、
札幌は試合をコントロールできると誰もが思ったはず。
しかし、前半42分に
札幌の田中選手(MF:背番号14番)がイエローカードを受け、
守備に少し不安が漂います。
それでも、ハーフタイムまでは札幌がリードをキープし、
勝利への道が開けているように見えました。
後半:いわきの反撃
後半に入ると、
いわきが徐々にペースを取り戻します。
そして、
74分、試合のターニングポイントが訪れます。
いわきがペナルティーキックを獲得し、
熊田直紀選手(FW:背番号38番)が冷静にゴールネットを揺らして1-1の同点に。
この瞬間、
いわきのホームスタジアムは大いに沸き、
札幌は一気にプレッシャーを感じる展開に。
残りの時間で両チームともゴールを狙いましたが、
追加点は生まれず、試合は引き分けで終了しました。
なぜ引き分けに? 4つの要因を分析
では、なぜ札幌はリードを守り切れず、
いわきはドローに持ち込んだのか?
詳細な試合レポートがまだ公開されていないため、
データと一般的なサッカーのパターンを基に、以下の4つの要因を出してみた。
ペナルティーキックが試合を一変
後半74分のペナルティーキックは、
間違いなく試合の最大の分岐点だった。
この失点がなければ、札幌が勝利していた可能性は高い。
ペナルティーキックが与えられた原因は、
データからは明確ではないが、
守備陣のミスや不用意なファウルが関わっている可能性があります。
特に、42分にイエローカードを受けた田中選手のプレーが関連しているかもしれません。逆に言えばいわきの圧も効いていた可能性も高い。
ほかの試合でも「いわき」がファウルを誘うほどの圧を掛けきれているかどうか、見てみたほうがいいかも(地味に圧かけた結果後半に効いてくるというのも多く見ますし。)
追加点を奪えなかった札幌の攻撃
札幌は先制点を挙げた後、追加点を奪うことができなかった。
これは、攻撃の停滞やいわきの守備の粘り強さが影響した可能性あり。
リードしたチームが「守りに入る」ことで、
逆に相手にチャンスを与えてしまうのは、サッカーではままある。
札幌も、1-0のリードを守ることに意識が向きすぎ、
攻撃の勢いを失ったのかもしれない。
試合中の選手交代(58分に「札幌:アマドゥ バカヨコ選手 FW:20」)も、攻撃を活性化させる試みだった可能性がありますが、結果的には効果が限定的だった様子。
いわきの意地と戦術の変化
16位のいわきが、11位の札幌相手に引き分けを掴んだ背景には、いわき粘り強さと後半の戦術変化があったと考えられる。
いわきは
後半開始時に加瀬 直輝 選手を投入するなど積極的な選手交代を行い、
攻撃のギアを上げた。
特に、ペナルティーキックを獲得するまでのプレーには、
ホームのサポーターの後押しも影響した感。
下位チームが上位チームに挑むとき、
プレッシャーの少なさが自由なプレーを生むことがあり、
いわきはこの試合でその力を発揮したと言えます。
(忖度なしでそういう、強い人に挑む精神性、逆境に立ち向かう力が見えた。気迫ともいう)
心理的要素と試合の流れ
サッカーは技術だけでなく、心理戦でもある。
札幌は先制点を取ったことで「この試合は勝てる」と安心しすぎた可能性があるかも?
一方、いわきは「負けても仕方ない」という気楽さから、
後半に思い切ったプレーができたのかもしれません。
また、ホームスタジアムの雰囲気や、74分の同点ゴールによる勢いの変化も、いわきのドローに繋がった要因でしょう。サッカーの試合では、こうした「流れ」が結果を大きく左右したといえるのではないか。様々な因果的要因が重なったのかなと思いました。
この引き分けが意味すること
この1-1の引き分けは、両チームにとって異なる意味を持ちます。
札幌にとっては、リーグ上位を目指す中で落とした貴重な勝ち点。
守備の安定性や攻撃の継続性を改善する必要があるでしょう。
一方、いわきにとっては、
順位以上の実力を見せつけた試合。
PKの成功(正確にはPKに至った過程を作れた事実)は、
チームの自信を高め、今後の試合への弾みとなるはず。
この試合は、J.League 2の魅力である「何が起こるかわからない」を体現した一戦でした。
順位や実力差があっても、
90分間の中でドラマが生まれる。それがサッカーの醍醐味であるのかなと。
結論:サッカーの予測不能さを味わった一戦
FCいわき vs 札幌の試合は、ペナルティーキック、追加点の欠如、いわきの意地、そして試合の流れが絡み合った結果、1-1の引き分けに終わった。
札幌にとっては悔しい結果かもしれないが、
いわきにとっては大きな収穫。
この試合を通じて、サッカーの予測不能さと、
どんなチームにもチャンスがあることを改めて感じました。
次回の試合では、札幌はいかにリードを守り切るか、いわきはさらに上位チームを脅かすことができるか、注目だね。
おわり
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